アルタの壁面だけでなく新宿駅のあちらこちらで久保ミツロウさん画のタモリさんが笑顔で去っていこうとしてた。テレビで放送を見ているときみたいに構えてなかったから、いま新宿から乗った電車の中で涙が止まらなくて困ってる。
— ひろこ (@hilocoffee) 2014, 3月 29
『笑っていいとも!』終了に向けて新宿駅がタモリジャックされているらしいと昨夜に知り、明けて本日、雨の中、撮れるだけ撮ってきました。
新宿駅東口の、広場内につながる階段。階段下から見ると階段の側面にいいとものスタジオが。この階段をのぼっていくと……
いいともグランドフィナーレ仕様のアルタ。
ちなみに階段上から見るとこんな↓感じ。
次は駅の改札内。
東口改札から西口改札をつなぐ道。
同じ場所の写真3枚に見えますが、上から11番線あたり(西口を向いた場合)→その向い(東口を向いた場合)→西口改札(内側)です。西口改札は外側から見ても幕が見えるのですが、改札をふさぐ位置でないと撮れなかったので写真ナシ。この通路にはあともう1組(西向き/東向き)ずつ幕があった気がする。
こちらは新宿駅の地下道。東京メトロ丸ノ内線の両端の改札をつなぐ通路(定期券販売所とかがあるあのあたり)。数十メートル並ぶ柱がすべていいとも仕様で圧巻でした。
丸ノ内線の四ツ谷方面側の改札、アルタ入り口のすぐ近くの電光掲示板もすべてグランドタモさん。
帰りに乗ったJR総武線車内からもタモさんが見えました。
他にもラッピング山手線などもあったそうですが出会えず。まあでも充分です。これらを撮影してるときでもだいぶ涙腺が危うかった。ゆうべみたいにまたひとり新宿駅で泣き濡れるところでした。
テレビを見ているときやインターネットの中でいいとも最終回の話題に触れるときは、そういう心構えでいるからか、毎日のお祭り放送の楽しさで寂しさを覆えていたけれど、何も知らずに降りた新宿駅の、雑踏のなかでタモリさんに手を振られたら「そんな、そんなに終わるの……!?」と、やっぱり世間でも『いいとも』終わるんだ、と急激に実感に襲われました。また久保さんの描いた三頭身のキュートなタモリさんが泣かせるんだ。久保さんやスタッフの人たちの愛が、時を止めて保存されたようで。これタモリさんの写真だったら、あるいはリアルなイラストだったらそこまで心を揺さぶらなかったと思う。
何度も言ってしまうけど、終わるんだな。1つのバラエティ番組の最終回が、テレビっ子界隈だけでなく、ちゃんと世間でもそれなりに大きなことに扱われているらしいのが、でも、テレビっ子としては、楽しいお祭りでした。
自分と同じ1982年生まれの『笑っていいとも!』。夢中で見たのは32年間のなかでもきっとほんの数年だと思いますが、自分と同じ年だけずっとにぎやかに何かが続いていたというのは、なんというか、希望です。ありがとうございました。明日のグランドフィナーレまで心の底から楽しみます。