タンバリン

朝から1人仕事。黙々。
夜はお友だち2人とオトノハでごはん。いつもTwitter上であまちゃん実況などで盛り上がってる方たちだが、実際に会ってもあまちゃんの話に。それ以外のこともいろいろ、無責任に好きなことを。料理が相変わらずどれもおいしく、出てきたそばから即座にペロリと食べていった。お二人とも「おいしい、おいしい」と料理ごとに喜んでくれていて、妙に誇らしかった。
お友だちと別れて、仕事に戻る。じつは「あと15分で終わりそうだけど……おなかすいたし!」と作業を残して出てきてしまっていたのだ。職場が近く1人仕事となると自分に対してこういう甘えが出るから良くない。仕事場に戻って、作業の続きを始めたら、1時間かかった。むしろ途中で抜けたのは正解だった。というかそもそも決めた時間に間に合わないようなペースで仕事していたのが良くない。
むしょうに飲みたくなって、赤いコカコーラを買って飲む。そういえば『東京百景』にも何度かコーラが出てきていた。ジンジャーエールとかコーラとか、刺激的で元気なイメージあるが、そのぶん孤独を膨らますのかもしれない。

夜中に友人から電話。友人はだいぶ酔っていて話があまり噛みあわない。友人は「今夜は上司主催の飲み会で、緊張してたんだけど、二次会で行ったカラオケでタンバリンを叩いたら上司に『タンバリン叩くのうまいな』って褒められた」と上機嫌だった。緊張して臨んだ飲み会でタンバリン叩くだなんて勇気あるなあと感心する。しかも叩いた曲はゆずの『栄光の架け橋』だそうで、これまたすごい。
友人が「日曜は福岡のYさんが東京に出てくるから集まろうってNさんからDM来てたね」と言ったが、私には連絡が来ていない。おそらくNさんは私が日曜も仕事だと察した上で誘わなかったのだろうという可能性は自分でも思いつつ「ふーん、私には来てないよ。まあ私、Nさんに嫌われてるからなあ」と羨みと妬みをこめて、誰も喜ばないような言い方でむくれてみせる。当然「そんなことないよ」とフォローされるかと構えていたが友人は「へー。いいね。自分が人にどう思われてるかって、わかってるのいいね!」と褒めるように言った。この友人と接すると、いつも己の持て余す自意識について考えてしまう。