カラマーゾフ

自宅のテレビもネットも復旧したみたいだが、実家のテレビ前にMacBook Airを置いてきてしまったので今日も実家から『あまちゃん』実況視聴。お盆だし、雷神様が実家に帰る理由を作ってくれたのかも……とほっこり思おうとしたが、両親は旅行中で不在だ。アキたちの変顔に泣かされる。
自宅に戻り仕事にむけて化粧。ふと鏡越しに自分の腕を見ると力こぶが。昨日13kgのオーブンレンジ抱えて歩いたからだ。力こぶのある腕でマスカラを塗る。
力こぶがあるせいか、あるのを見たせいか、気分が雄々しくなる。仕事がおかげさまでとても忙しく、肩で息をしながらも「やってやんよ〜(腕まくり)(力こぶ目視)」というテンションが夜まで続いた。
職場の女性・Tさん(32歳/テレビもレンジも持たない/油絵を描く)が「去年の暮れに亀山郁夫さんをお見かけしたんだけど、とても素敵な方だったから、それをきっかけに亀山さんが訳してる『カラマーゾフの兄弟』を少しずつ読んでるの」と言っていた。

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟』は読んでない、けどこの会話を続けたい私はとっさに「カラマーゾフの兄弟3人をくみあわせれば、たいていの物語のキャラクターがつくれるっていうよね」と『文・堺雅人2 すこやかな日々』で仕入れたばかりの唯一のカラマーゾフ情報を受け売ったところ、Tさんは「ほんとだ、そうかもしれない……!」と目を潤ませて笑み、カラマーゾフ話を続けてくれた。堺さんありがとうございます。