読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

2 SHY SHY BOY

日記

あまちゃん』。冒頭の告白シーンが妙にコントっぽくて(「夜明けぜよ」と一人で盛り上がったり、曲がり角から妬ましそうに小野寺ちゃんを見てたり)、やっぱり吉田照幸さんの演出週だからかなーと思って、以前「コントっぽい」と感じた日を振り返ってみたら

7月9日だと西村武五郎さんの演出週だった(wikipedia:あまちゃん参照)。笑いの匂いが強いのは吉田さんだから、ってわけでもないんだな。ハートフルの事務所前のあのセットがコントっぽく見えるのかも?しかしこの西村武五郎さん、演出に感動して名前を確認した覚えあるなーとさらに遡ったらトシちゃんのそっくりさんの週の人だった!この人もコメディの人なのかな。西村さんの他のお仕事がきになる。
今日の放送の最後、ぜんぜん深刻じゃない親子ゲンカで終わったのが漫画みたいでアハハと笑った。春子「ズルじゃなーい!(台本丸めてアキの頭すぱーん)」アキ「ウエーン(泣)」で終わるっていう。
* * *
美容院へ。アシスタントのかたが用意してくれた雑誌はオリスタと東京ウォーカー(2ヶ月前ぐらいの)で、どちらも断って、Hanakoの新宿特集号とAneCanを見せてもらった。「自分が買わないような雑誌読んでみたくて……」とか言い訳したけど、いつから、どうして、私はオリスタを必ず用意されてしまうようになったのだろう。ここ半年ぐらいは渡されても開かないんだけどなあ。AneCan見たら、エビちゃんはもうエビちゃんとは呼ばれてなかったし、押切師匠が小説家デビューしてた。
美容師さんたちとはドラマの話をした。私が見てない『Woman』のあらすじを丁寧に教わって、重たい気分になった。
* * *
阿佐ヶ谷の七夕祭りをすこし流して、馬喰町へ。初めて降り立つ地。渋谷直角さん×大橋裕之さんのトークイベント『2 SHY SHY BOY』に。たしかにシャイなお二人だったが、作品で感じるとおり、内に秘めるどろっと熱いものが端々に。渋谷直角さんは安斎肇さんとみうらじゅんさんを合わせたような、明るく暗く楽しく真面目にヘンな人で、いつまでも傍観していたい(こちらが丸腰で関わると大変そう)。大橋さんは調子のいい言葉で埋めたりせず、本当に気持ちに合致する表現を探しながら悩みながら話す様子が、大橋さんの漫画とおなじだと思えた。
初対面の二人、探り合うように自己紹介し合うようにぎこちなく話していたが、なにかの話題で直角さんが「じぶんは誰の顔マネでもできる、なにかリクエストしてみて」と大橋さんに振った際、大橋さんが2秒も悩まず「じゃあASKA」って即答したあたりから場のギアがぐんと上がった気がした(この即答ぶりも大橋さんの漫画のようだ)。

読んだ本

やっと読めた。おまけCD付きを手に入れようと、今回のイベントまで買うのを我慢してたので。残滓。
表題作はタイトルが一番の笑いどころで、内容はかなりシビアというか、大変おもしろいけどアハハと軽々しく笑えなかった。もっと「サブカル(笑)」なのかと思ってたけど、全然そうじゃなくて「それでも、生きてゆく」とサブタイトルをつけたいくらいの。オビの久保ミツロウさんの言葉“誰かをバカにするマンガと思ったら大間違いだ!”はまったくそのとおり。主人公のカーミィが、あまりにもピュアでブレないのが哀しくていとおしい。カーミィのTwitter画面とかすごくせつない(直角さん曰く「Twitter画面を描くとそれだけでその人物を概ね説明できるから便利」とも)。クライマックスに登場する雑誌『クイノル』の見出しのそれらしさが唯一「笑っていい」と自分が自分に許可したところ。 直角さんは「この漫画の絶望ぶりがすごいと言ってもらうことがあるけど、漫画『デビルマン』の絶望はこの比ではない、あんなに正しく絶望が描かれた漫画はない」と熱く話していた。デビルマンきになる。
デビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫

デビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫

表題作以外はどれも若い男の子の話(=ヒトゴト)なので「うわ……」と思いつつ、いくらかニヤニヤと読めました。
ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園』について、大橋さんが「僕もダウンタウンに夢中だったけど、ダウンタウンに心酔してる人って、こんなふうに誰かれ構わずお笑い論を語ったりしないんじゃないかな。だからこの主人公より僕のほうがダウンタウンファンとしては上だと思う」みたいなことを言ったのがチャーミングだった。
『口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画(MASH UP)』ってこのタイトル、はじめ“/”で文が切れるのかと思ってたら、“ライター/編集者”なのね。スラッシュ表記すばらしいな。このテの人に覚える「わぁ……」な感じをみごとに……(“劇作家/パフォーミングアーティスト”……)。

つくった料理

  • 塩豚とアスパラのソテー

塩豚の塩が効きすぎてせつなかった。塩豚って塩に漬けたまま数日放置したらだめなんだっけ。