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マリオ

雑記 星野源

星野源のニューアルバム『STRANGER』の1曲目『化物』について友人が「"地獄の底から次の僕が這い上がるぜ"って歌詞、マリオが穴に落ちてまた再スタートするみたいだね」と言って、そのあと歌詞カードの星野源本人による曲解説を見ながら「……と思ったけど違うらしい」と引っ込めた。解説には「去年亡くなった大先輩から昔聞いたお話を元に、お世話になったその方への尊敬の念を込めて作ったつもり」とある。私はその解説を見たあと歌詞を見て、"奈落の底から化けた僕をせり上げてく"で、その大先輩とは中村勘三郎さんのことだと思っていた(歌舞伎舞台の花道の床下のことを奈落と呼ぶから)。
だけど『化物』を繰り返し聞いているうち、このメロディには耳馴染みがある……と考えていて気がつく、ゲームボーイスーパーマリオランドのBGMに似ているのだ。

"両手の雨"の拍手をもらい、"明日またここから幕が開くまで一人お家へ帰る"という歌詞の主人公は勘三郎さんや星野源くんのようなステージに立つ人だろうと思うが、"次の僕"というのは、言われてみればなるほど、2基めのマリオのようでもある。
歌詞からもメロディからもマリオを思わせる歌だな、というのを、だからどうしたということではないけどとりあえず書いておく。

Stranger

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