http://www.smart-illumination.jp
のぼってきた月が、やけに赤くて大きくて、ライトアップされたベイブリッジと似合いすぎていた。CGみたいだった。
"バルーミネーション"をのせた船。きりたんぽみたい、ニョロニョロだね、と友だちが。
イベント中にしては人も光もやけに少なかった山下公園から、象の鼻パークへ向かう道。人も光も増えていき次第に元気になっていく我々(それまで「どこがどうイルミネーションなのだろう」と不安がっていた)。
ひかりの実。我々もこれを作ってみることに。
闇に光るおばけ! 何も思いつかず自分のTwitterアイコンを描いただけだったが、思いのほかマッチして嬉しい。
横浜のイルミネの夜に漂うおばけ。
"ミラーボウラー"。自転車発電で光るタマゴ。11月の夜の海風に冷えた体にこれが一番嬉しいアートだった。
"つぶやく街灯"。谷川俊太郎さんの書き下ろしの詩がモールス信号の音とともに流れていく。夜の寒さと街の寂しさに、無機質カタカナとモールス信号と詩のせつなさが合っていた。