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アメトーーク「広島カープ芸人」

感想。
番組内VTRでチュートリアル徳井さんによる球場リポート。バーベキューテラスや、寝そべって観られるマット席、カウンターテーブル付きの座布団席など、くつろぎながら観戦できるスタジアムのつくりに感動した。バーベキューテラスにはエバラが、マット席にはセブンイレブンのロゴが入っているのが見えて、それぞれの企業にも好感を抱く。
そしてもっと感動したのが《ただ見エリア》。席はないが、フェンス越しに良い角度から場内が見える無料エリア。子どものようにフェンスにしがみついてみせる徳井さんの背中に、なぜか涙がこみ上げた。この隙間からどうにか見ようとした子どもたちは、将来良い席を買って足しげく通うのだろうな。
砂かぶり席のリポートで次々に選手たちから声をかけられる徳井さん、嬉しさのあまり言葉が出ず「ロケできない」とつぶやく。頭の回転が早い彼がそんなふうになっているのは新鮮で、心がぐっとつかまれた。そして大野豊コーチが近づいてくると「まじすか……」とうろたえ、差し出された大野さんの右手を両手で包んだまま、大野さんの言葉に聞き入る徳井さん。いくつか会話が交わされたらしいあとに、「本当に大好きです」と言ってもう1度両手を差し出し大野さんの右手を求め、握手をしてもらっていた。
去って行く大野さんの背中を見送りながら徳井さんは「僕は本当にあの人が好きで」「子どもの頃に甲子園に行って、フェンスにしがみついて見てたんですよ」とつぶやき、呆然としている。ここで私の涙腺決壊。さっきの無料エリアでフェンスにしがみついていた徳井さんの姿が浮かぶ。
VTR最後に始球式。各方向の観客席へ丁寧にお辞儀をし、投球は美しく決まる。安堵と喜びに満ちた徳井さんはじつに男らしく、素敵だった。