オトノハ


《左》夏満開ビール(ヱビスビール生+グレープフルーツ、グラスふちに塩)。この他にも私はオトノハジンジャーエールを2回注文。良い生姜の味に、すっかりハマりまして。
《右》前菜四品盛り合わせはなんと1人に1つのお盆が。

前菜四品盛り合わせ。右上から時計回りに、くらげをオクラとシソと和えたの、冷やし担々麺、ヤングコーンのフリット、ミディトマト杏露酒シャーベットのせ。どれも素材や調理法が珍しいやら絶品やらでみんな前菜から大騒ぎ。
くらげの歯ごたえがたまらんっ!永遠に噛み続けていたいほど。 ヤングコーンのフリットはサクッサクでじつに、じつに美味しい。 ミディトマトはフルーツトマトの一種だそうです、ちゃんと皮がむいてあって、杏露酒のシャーベットがなじんでこちらもた・ま・ら・な・い……。そしてそして裏切らない冷やし担々麺。
この前菜でもうゴールした気になっていた我々でしたが。

《左》水餃子。(写真取らなかったけど)焼き餃子も食べた。オトノハの皮から手作り餃子を食べると、餃子って皮料理なんだなあと目を閉じてしまうよね。
《右》あさりの酒蒸し。電書『オトノハ』第四号の表紙になったアレです。あさりはもちろん、汁がとても美味しかった。同席の友だちが「この汁、ビンにつめて持って帰りたい」と言い出すほど。

《左》スペアリブの概念を覆すようなスペアリブ(写真は小皿に取り分けてもらったもの。出て来た大皿には岩山がそびえていました)。ちょっとあの、これ、お店のメニューにあったらぜひとも頼んだほうが良い。見た目からは想像できない美味さです。
《右》そら豆とスナックえんどうとベーコンの炒め。色鮮やかな豆ちゃんたちのほのかな甘み、ひろがる美味しみ。

《左》芝海老とズッキーニとアスパラガスのハニーマスタード。一口では食べきれない大きいぷりぷり海老にハニーマスタードとか、もう……察して!
《右》酢豚。1枚1枚の肉の大きさに若干怯みながらかじってみると、口の中でホロホロとほどける柔らかさ。じつはそら豆のあたりで満腹がピークだった気がしてたんだけど、この柔らかさの衝撃と爽やかな酸味、そして付け合わせと呼ぶにはもったいないほどのフレッシュなレタスのおかげで食欲がまた回復するという魔法の酢豚でございました。

だもんで、さっきの満腹の記憶もさらり忘れて杏仁豆腐ぺろり。今年の私の初スイカだ、わーい!
前菜四品盛り合わせを4品と数えると、えーと、12品(!)いただいたのでした。やっぱり大勢で食べる中華は楽しいですな。
あと、本当に美味しい料理の前なら、人の胃袋の可能性は無限大。