- 作者: 松島直子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/03/30
- メディア: コミック
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「食べ物をうれしそうに描く人はそれだけで握手したくなるな〜」とニマニマ読んでたら不意に号泣。しかも2度。【すみれファンファーレ/松島直子】URL
↑のツイートの「URL」から試し読みができます。号泣注意、うっかり外で読まないように。
描いてる松島直子さんは1981年生まれらしい*1のに(ひょっとして私と同学年かな)、昔のりぼんコミックスを読んでいるかのような懐かしさと力強さが。
小学4年生のすみれは、好きなものや大切なことを自分で考え、大切にされていることをちゃんとわかって生きているのが、ドキッとするし、ぐっとくる。映画『奇跡』の著名人コメントで、さまぁ〜ず三村さんが出していた「子供って、大人が思っているより色々考えてるんだな。オレも自分の子供たちに気をつかわせているのかな」という言葉がこの漫画にも似合う。これが自分と同学年の人の頭と心から出てきた作品かと思うと、自分の生き足りなさよ、と思ったなあ。
ところで、カバーをはずすともう1つのお楽しみが。ヒントは長嶋有『いろんな気持ちが本当の気持ち』(ザ・わかる人にしかわからないヒント)。このカバー裏、2巻以降も続くものとして楽しみにしてていいのかな。