IPPON+

面白かった!面雀だった!
面雀、わたしは松本ファミリー以外のメンバーがやってるのを見たことないので、空気ががらりと変わったIPPON+は新たなゲームとして楽しめました。この紳士あそびな空気、成立直前のゴルフっぽいね。ゴルフ知らないけど。
さまぁ〜ず良かったなあ。手さぐりが少なくスッスッとイメージを置いていく感じがカッコイイ。そのワード見ただけでバーンと絵が浮かんで、もう、すぐに面白い。それで軸からあまり離れない。松ちゃんや板尾さんはフクラマシの旅でジワジワまわってくる(=酒がまわる、毒がまわる)オモシロだから、彼らと対照的なさまぁ〜ずによる面雀が新鮮でした。
関根さんはさ、なんかもう、失礼ですけど、徹底していて「さすが」。柔和で強烈。関根さんのたのもしきくだらなさのおかげで、ほかの4人も安心して遊んでた気がする。
そうそう、関根さんには1つとても印象的なカットがあった。お題『フニャ』のときの大竹さん回答後に関根さんが例のとおり声なく笑ってたんだけど、その関根さんの笑顔が4秒ぐらい音なしで(他メンバーのしゃべりも入らずに)流れたの。たまたまそうなっただけかもしれないけどさ、なんかこう、編集のひとが関根さんに見とれて長くしたように思えて、一緒に見とれちゃったよ。
とにかくこのメンバーのバランスが見事だねえ。5人の関係と衣装やセットのクールさからか、少々のよそよそしさが独特ななごみを醸していたよ。松ちゃんより年上で威圧感なく現役に攻めてくる関根さんと、媚びず軽やかかつ真剣に撃ってくる年下のさまぁ〜ずと、面雀もあそんでいた同い年の板尾さん。松ちゃんがちゃんと5分の1だった。 「さまぁ〜ず」で呼ばれてるのがまた絶妙だよね。どちらか1人だったらもうちょっと遠慮してたかも。 板尾さんも心なしかテンション高く見えたしなあ。松ちゃんが出した童謡ネタをなぞるように歌ったりして。
なんで面雀をIPPONシリーズとして立ち上げたのかはわかんないけど、中堅芸人が大緊張&大真剣にて臨むIPPONグランプリ*1とは正反対のスタンスってところも面白い。
またやるよね?次もたのしみにしてます!

参考

*1:口を真一文字にむすんで拍手する優勝逃した升野すゃんの顔が忘られぬ