3月号(333号記念特大号)

本の雑誌3月号(先月号)を今やっと読んでる。「おっ」と思ったところだけ取り急ぎケータイ更新。

活字に溺れる者(萩原魚雷)

中崎タツヤもたない男』書評。物を捨てずにはいられない中崎さんのエッセイ集らしい。
何であっても「もつ」ことがストレスになって、私物だけでなく仕事の資材(単行本未収録の生原稿、原稿データ、資料や写真など)まで捨ててしまう。本も読むそばから読み終わったページを破り捨てるほど。ほとんどビョーキ。しかも中崎さん、捨てるのも好きだが買うのも好きで、倹約にもエコにもなってない、と。
以前ツイッター林雄司さんが「断捨離ブームに対抗して、"捨てなきゃ良かった"みたいな本が出ないかな」という旨のつぶやきをしていた気がするが*1、この本の「捨てたすぎて大変」っぷり、ぜひ読んで断捨離できてない自分を安心させたい。

もたない男

もたない男

編集後記

宮田珠己だいたい四国八十八ヶ所』(本の雑誌社/1680円)発売に際して、丸善ラゾーナ川崎店が「面白くなかったら返品可」キャンペーンをしたところ、発売日から4日で45冊も売れ、(この編集後記を書かれてる時点では)返品は1冊もなかったとのこと。すごいな。書店員の愛と自信。

だいたい四国八十八ヶ所

だいたい四国八十八ヶ所

読者投稿お題

「私のタイトル大賞!」だったのか。わー『ぐっとくる題名』じゃないかー。早く読んどきゃ良かった、応募したかったかも…。来月号(5月号)の特集だそうな。

ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)

ぐっとくる題名 (中公新書ラクレ)

*1:ありました、このツイートです。→http://twitter.com/yaginome/status/44657653535870976