諦女 宮崎吐夢のOL短編集

諦女 宮崎吐夢のOL短編集

諦女 宮崎吐夢のOL短編集

やられたー(笑)。なんたるページの無駄遣い(笑)。いやいいんだけどさ、それがこの本の面白さだから・・・。いやくだらなくて面白い、んだけどさー・・・。
なんつーか、とても無意味な比較で申し訳ないんですけど、私、この本を長嶋有の『ねたあとに』を読んでる途中に読んでしまったものだから、2冊における1表現あたりの単価(1表現?)の差を考えると、そりゃ、「ぼられた(笑)!」って気分になりますわなあ。これで1470円。ぬぅ。ソフトカバーなのに・・・(関係ない)。まあ・・・買った本の失敗はその金額以上の経験値を得られるって言いますからね!(言わないっけ)
なんつってボロクソな感想から始めてますけど、えーと、長嶋有のあいまに読んだりせず、単体で読めばたぶんそれなりに面白いと思います。字だけがならんだフィクションなんで、一瞬「小説かな?」と思えますけど、コレは絵のないギャグ漫画ですよ。イメージにあるのは、深夜にテレビつけたらたまたまやってた単発オムニバスドラマかな。グラビア出身のくすぶりタレントが主人公のOL役で。で、そのドラマのあいだにOLポエムの朗読があるっていう。わあ。本当にありそうだな。っていうかもうハナシ出てるんじゃないのか。なんなら(なんなら?)吐夢さんが演出やればいいと思う。ていうか吐夢さんがポエム朗読すればいいと思う。わはは。想像したら面白くなってきたぞう。