バナナマンの『バナナムーン』

umaくん(id:mega-uma:20070509:p1)が書いてるのを読んで「あ、やっぱりそう感じてるヒトが他にもいるんだ」と思ってホッとした。コメント書こうとしたけど長くなったから自分の日記に。
私は、この春から始まった月曜JUNK2『バナナムーン』で初めてラジオのバナナマンを聴き始めたんだけど、番組は始まるなりさっそく「日村さんを攻撃する設楽さんとリスナー」という構図を押し出していて、えー、ラジオのバナナマンってこんなんなの?って正直寂しい気持ちになった。
きっと、私が知らないこれまでの番組で築いてきたリスナーとの「おきまり」の楽しみ方なのかもしれないし、別にリスナーは日村攻撃をする人ばかりじゃないんだろうけど、番組がそういうおたよりを選んで設楽さんに読ませるから、よけいに「日村vs全人類」(by日村さん)色が強くなっちゃって、ずっと聴いてると悲しくなってくる。
番組が自分の好みでないと思ったらそれで聴くのをやめればいいだけなんだけど、でも日村攻撃ネタがちょこちょこ出る一方で、バナナのふたりが一瞬、素でラブラブになることがあるから、そこんところは聴いててデレーッとなって「あー、やっぱりバナナマンいいわー」と思えるんだよね。もう、とにかく、日村さんが設楽さんに対する愛を素直に表現しすぎなの。設楽さんへの誕生日プレゼントに高価なゴルフクラブセットをあげた理由として「設楽さんを祝うことに関しては、ファンでも誰でも負けられない。俺が一番じゃないと」みたいなこと言ってて、わー!となったさ。そして設楽さんは照れながらも、日村さんにそういうことを言わせたがりすぎでさ。デレーッどころか、美しすぎるコンビ愛に思わず涙が出そうになることもある。
まあそれだけじゃなくて、umaくんが書いてるような他愛のない話もふたりが話せば充分に面白いのに、なんで毎週、幼稚な日村攻撃で押し切るかなあ、と。なんかもったいないし、もっと言うと、置いてかれてる気がしてつまんない。リスナーが日村さんをくさすのも愛なんだろうけど、その攻撃を受ける日村さんが慌てたり嬉しくなさそうにしたりする様子を聴くと*1、心が痛む。
なんにしても、番組として芸がないですよ、日村攻撃は。ふたりはそんなキャラ分けをしなくたって、フラットな状態でちゃんと面白いんだから。

*1:そこでまた日村さんの純粋さにきゅんとなるんだけど