うどん屋6軒

1軒目『山越うどん』3/2昼


「行列といえば山越」らしい。お友だちのご両親に高松空港まで車で迎えにきていただいて、そのまま山越うどんへ。東京でもすっかりおなじんでいる"かまたま"の元祖「釜上げ卵うどん」を注文。麺通団で頼んでたみたいにトレーとかはない。うどんの入ったどんぶりだけを渡されて、天ぷら取る人はうどんのうえに直接天ぷらをのせて、どんぶり持ったままお会計して、どんぶり持って席を探していた。テンション上がる。席は、広い庭に長椅子が並べてあり、四季を肌で感じられる形式であった。庭の梅の花を愛でながら金色のうどんをすする。この日は4月の陽気で野外の食事は大変よろしかったのだけれど、冬や夏のど真ん中はどうしているんだろう。
庭の隅でソフトクリームのセルフサービスもあった。このあとに他のうどん予定がなければ練ったのに。次回は練ろう。

2軒目『宮武うどん』3/2昼


あー、焦ってデジカメで撮影するの忘れた。もう、とにかく早く食べたくって。ケータイの画質の悪いのしかないけど、こんなんでも、麺にエッジが効いてるのんがわかる。うまいと評判のしょうゆかけうどんを注文。麺としてはここのがいっちゃんうまかった。でかいゲソ天もいった。ごぼう天というのがひらぺったくて面白かった。天ぷらは衣が少し甘くてお菓子のようでもあった。
食べ終わって落ち着いて、ふとメニューを見ると「あつあつ(麺熱/だし熱)」「あつひや(麺熱/だし冷)」「ひやあつ(麺冷/だし熱)」が並んでいて、あ、ここが例の!と。次回来たときは「あつひや」と「ひやあつ」を試して違いを探りたい。
そしてこの店はお勘定がかっこよかった。後払い式なのだけど、まずお客が店のお姉さんに自分が何を食べたかを申告。するとお姉さんが奥で麺を打ってるおじさんに「しょうゆ小ふたつ、あつあつ小ふたつ、げそごぼうさつまいも・・・」と伝え、即座に「イチニィロクゼロ!」と返ってきて、1260円、という具合。伝票もレジもない、信頼の世界。すばらしい。

3軒目『小懸家』3/2夕


ここでもデジカメ写真取り忘れたや。上の2杯のうどんのあとに、実は喫茶コンピーラでぜんざいのセットを食べていたりして、いくら食いしん坊キャラでおなじんでても限界あるんだな、と己の非力さを知った。
しょうゆうどんを3人前頼んだら、1/4ぐらいの大根と、1/2の大根が出てきて一同のけぞる。1/2って、半分の長さじゃなくて、長さが1本のままで半円に切られて出てきてるってことですよ。お客におろさせるのはいいけど、おろしやすさぐらいは考えてほしい。インパクト勝負か。
だけど大根は消化にいいだけあって、おろしたっぷりのせてすだちもたっぷりかけたら、さっぱりした麺がどんどんノドに飛び込んできて「限界ってなんでしたっけ?」という勢いでぺろりとたいらげてしまった。わーん。大根おろしとすだちのペアは強い。限界直前のこのときでも、おろし&すだちさえあればステーキだって食べられた気がした。
余談ですが、このあと有名な『一鶴』で骨付き鶏もも肉の焼いたのにかぶりつきました。お友だちのお父さんからは「君らは底なしか」と驚かれる始末。

4軒目『山田家』3/3夜


ちょっと高級!でも、つるつるっとたいらげたん。

5軒目『わら家』3/4昼


かまあげを、オトナ4人でわあわあずるずると。

6軒目『もり家』3/4夕


高松空港近くのもり家で、最後の一杯。
つい2時間前ほどにもわら家でしこたまかまあげをツルツルいったのに、それで満腹になったのに、顔サイズのかきあげですよ。あまりの大きさにびっくりして、かきあげとお友だちと自分のスリーショットで写真撮ったりした。麺は完食したけどかきあげはボロボロと衣を多めに残してしまったような。ごちそうしていただいたのにすみません。今ナウ、かきあげごと完食できる自信はあるのですが。