敗北を求めて敗亡を知る

さっき、えねちけーのニュースの中で「電子派?紙派?辞書のゆくえ」みたいなミニ特集が組まれていたのね。電子辞書や無料のウェブ辞典が普及する中、昔ながらの紙の辞書の立場はどうなっていくのか、という内容。夕飯食べながら背中で見てたから詳しくはわかんないけど。
で、その中で一般の女子中学生(?)が登場して「インターネットの辞書は、知りたいことがすぐに出てくるから便利」なんつて、わかりやすく現代っ子なコメントしてくれるわけ。んで私も背中向けたままで「世の中、知りたいことばっかじゃあるめー」とか、わかりやすく批判するわけ。寂しいよね。
そしたらその映像の中で、ある男性がその女子中学生に、広辞苑かなにかで紙の辞書の魅力を教えているのね。

「ほら、“敗北”と引くと、その前に“敗亡”という項目が出てくるでしょう。目的にたどりつくまでに、その周辺の知識を得ることができますね」

って。
「え?敗北?なんで例で“敗北”?」って驚いて振り向いてテレビ見たら、その男性は、作家の町田康さんでした。
マーチダさん・・・・・・。好き。