3/14の『はなまるカフェ』に阿部サダヲさんが登場したのですが、その冒頭で番組側が紹介した「阿部サダヲさん(35歳)プロフィール」ボードが非常に良かったです。
プロフィールを紹介するアナウンサー(?)さんおよびカメラさんはこのプロフィールをさらっとふたナメする程度で終えたのですけれども、このプロフィール、はなまるスタッフオリジナルだとしたら素晴らしい。強い愛情を感じます。
ので、ここに書き写しておきます。
阿部サダヲさん(35歳)プロフィール
1970年4月23日生まれ 千葉県出身
大人計画所属
<ドラマ>
- 1997年
- 『踊る大捜査線』・・・妹のために刑事を刺してしまう優しい兄
- 1998年
- 『ソムリエ』・・・裏金をもらってしまうシェフ
- 1999年
- 『ママチャリ刑事』・・・結婚が破局になって犯罪に走るおかっぱ頭
- 『to Heart』・・・ボクシングジムの嫌味な先輩
- 2000年
- 『月下の棋士』・・・こてんぱんな負け方をする眼鏡君
- 『池袋ウエストゲートパーク』・・・風俗好きの刑事
- 『Summer Snow』・・・病気の子どもを持つパパ
- 2001年
- 『天国に一番近い男』・・・発明好きの物理教師
- 2002年
- 2003年
- 『ぼくの魔法使い』・・・劇団で役者をしている広告代理店の社員
- 連続テレビ小説『こころ』・・・小心者の自称花火師
- 2004年
- 2005年
- 『タイガー&ドラゴン』・・・お笑いタレントとして生計を立てる落語家
- 2006年
- 『アンフェア』・・・部下を露骨に敵対視する捜査一課係長
<映画>
よし。全部書いた。悔いなし。
書きながら思ったのだけど、役柄の説明にムラがありすぎて良い。まぁ役柄自体、強烈なものも真面目なものもあるからしょうがないけどね。
『踊る〜』の“妹のために刑事を刺してしまう優しい兄”ってすごい。事実だけじゃなくて“優しい”て性格の印象まで。しかも好印象だよ。湾岸署はひっくり返されたってのに。
えー・・・・・・しかしコレ、サダヲさんに対する気持ちのムラがハンパないなぁ。
“こてんぱんな負け方をする眼鏡君”と“藩士”は同じ人間の発想じゃないものね。
スタッフがひとつひとつ作品を見て考えて書いたというわけでもないだろうし、いろんなところから集めてきたのかな。
にしても、ヒイキめか客観的かのどちらかに気持ちの加減を統一させない大雑把さが気に入った。