月刊『東京人』1月増刊号「杉並を楽しむ本」

おーい!出たぞー!
阿佐ヶ谷駅前のケヤキ通りが表紙だぞー(嬉)!!!!


谷川俊太郎の巻頭詩「ここ・杉並」にはじまり、すぎな民*1インタビューは浅草キッドのお二人*2小林桂さん、太田光代さん、山下洋輔さん、そのほかにもぞくぞくと。
角田光代さん他の杉並人対談もあったし、泉麻人氏らによる杉並コラムもあったな。
まだ読み終わってないよ。
しかも実家に持っていって「ほら見てー」と親に見せたら、父親が自分の枕元に持っていってしまった、ので、2冊め買います。
付録に「すぎなみカレンダー」「すぎなみマップ」がついていて超お得だし!


いやぁ。
それにしても、ずいぶんと阿佐ヶ谷がフィーチャーされているような気がしてアサガヤン*3としては非常に嬉しい限りです。
今までガイド系雑誌なんかで「中央線特集」とか組まれても、新宿〜ぅ→中野〜ぉ→高円寺〜ぃ→阿佐ヶ谷荻窪っ→西荻窪〜ぉ→吉祥寺〜ぃ→・・・てな感じで、ちょらちょらっとしか触れられてこなかったから「そんなになんもないかよ阿佐ヶ谷!・・・ないけど!オシャレなお店は!」と思って不満だったのね。
でもね。こうして杉並特集になるとね。阿佐ヶ谷なのね。表紙は。ま、このケヤキ通りの向こうに杉並区役所があるから、意味的にも中心なのかもしれんけど。いいんだ、うれしいんだ。


そいでさ。
さっき↑で、「2冊め買います」って書いたけど、これ、杉並区民の購入率高いよね。当たり前だけど。特に杉並区民は結構、愛区精神高いからさ(たぶん)、5世帯に1冊は売れてるんじゃないかなー、もっとかな?
・・・って書いてて思い出したのが、たしか『失敗成功中ぐらい』の中のひとつのくだり。
戦車さんが旅行中に卯年専門の神社を見つけて「俺も川崎(ぶら)も卯年だから嬉しくなって、多めに賽銭入れておいた。卯年専門なんて客層を12分の1に絞ってるあたりがつつましくて良い」と報告すると、相手の川崎ぶらさんが「しかし卯年の人間はそうやって特別に感じて皆多めに賽銭を投げていくわけだから、十二支すべてカバーしている神社よりも売り上げは確実なんじゃないのか」と返し、吉田さんが「そうか、やられた」というやりとりがあったのでした。
このたびの私の2冊買いはそれに似ていると思った、というアレです。

しかし

『東京人』の公式サイト*4見ると、特にこの「杉並を楽しむ本」に言及がない・・・。
まさか杉並限定発売?
意味ねぇ・・・・・・ことないけど、全国でも手軽に杉並を知ってもらえる、てわけではないのね。

*1:そんな軽々しい言葉は載っていません。私発

*2:博士は高円寺に、玉さんは上井草に住んでるそうな

*3:この言葉も私発、だと思っていたら、太田のみっちゃんが「アサガヤン、アサガヤンヌという呼び名を流行らせたい」とおっしゃってました。考えることはみな同じだ。でもみっちゃんと同じなのでうれしい

*4:http://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin.html