一蘭

でもやっぱり明日から6月だし*1、つもり貯金を待つわけにはいかないんで、会社帰りに傘を買いに東京ドームシティ・ラクーア内のお店に寄ってきました。定期区間内に水道橋があるのです。
傘は前回同様に真っ赤なものを・・・と決めて探していたんだけど、私も乙女だし、これから夏だし、新しい恋が始まるかもしれないし、ってんで、いじらしいピンク色の傘を購入。これで梅雨もひと安心。 そしてピンクの傘を持った乙女、その足でこの店に入りました。

ラーメン屋です。ピンクアンブレラガールが独りでラーメン屋。
一蘭、どんな店かというと・・・“食べるときの顔が誰にも観られない半個室席”と書けば「あー聞いたことがある!」という方も多いんじゃないでしょうか。
なんだかね、奇妙でした。食券買って、店内に入るとカウンターが数列あって(パチンコ屋のよう)、各列の空席ランプが点灯しているところへ自主的に座り、壁で仕切られた席のひとつについてみると、前方ののれんから店員さんが「いらっしゃいませ、お好みの味をオーダー用紙にお書きください」って声だけで説明してくれるの。店を出る最後まで店員さんの顔は見えなかった。
で、その用紙で「味の濃さ」「こってり度」「にんにく」「ねぎ」「チャーシュー」「秘伝のたれ」「麺のかたさ」の量や有無などを決めて提出。私は全体的に基本レベルを選びつつも、にんにくだけは一番多い“1片分”を選びましたよ。だってしばらく恋が始まる予定なんてないもーん。
オーダー用紙を渡すと、それと引き換えに半熟塩ゆでたまごの入った器が出されました。「お!サービス(嬉)?」と思って器を引き寄せてみると、そこには

半熟塩ゆでたまご100円
ラーメンが出来上がるまでの待ち時間にぜひお試しください。お代はラーメンをお持ちしたときにお願い致します。

と書かれた紙が。なんだその商法・・・!
まぁでも、いろいろあってカラを割ってしまい、勢いで中身も食べてしまったので、その後ラーメンを持ってきた店員さんへ素直に100円を渡しました。黄身がニコニコとオレンジで、白身がほんのりと塩味がきいてておいしかったですよぅ。
さて、ラーメン。味は、当然ながらうまい、よ!そりゃ。こんなシステムで「味に集中させます」とか言ってるぐらい自信あるんだもの。ちなみにスープは博多とんこつです。
・・・えーと、あまりラーメン通ではないのでそれぐらいしか言えないのですが、でもとにかくおいしかったし面白かったっス。詳しいこだわりについては一蘭のサイトでご確認ください。
あとね、「仕切り壁があるから女性客でも気兼ねなく入れます!」とか書いてあったけど、東京ドームシティ・ラクーアってな場所柄、仕切り壁から顔を覗かせあってウフウフあははと楽しそうに食べてるカップルや家族連ればっかだったよ!へん。

*1:id:hiloco:20050531#1117510392の「つもり貯金で傘を買う」から続いてます