ウンナンタイム

久しぶりに聴いた。以前、金曜21時から放送されていたときは聞き逃しまくってたけど、いつのまにか土曜23時に変わってたのね。うむ、長続きしそうな安定した時間帯。
ウッチャン初監督映画『ピーナッツ』の中で、ウッチャンのコケシーンがあったそうなのだけど、お得意のコケ芸がうまくできなくてケガをしてしまったんだとか。「足がもつれて・・・」って、どうやら歳のせいらしい(笑)。そんなこと言わないでー。
それを受けてナンチャンが「映画でコケ芸を披露するコメディアンなんて、エノケン以来だ」とヒートアップして*1、「俺はいまだにコケたり叩かれたりっていう、痛さがともなうボケが苦手なんだよ」と言い出し、そのままウッチャンのコケ芸講座が始まった。
ウッチャンいわく、コケるときに気をつけるのはまず、倒れる際、顔より一瞬先にヒジをつけて体を支えながら床に落とし、顔も少し横に傾け、頬やこめかみのあたりを床に押し付けて正面はカメラに向ける、ということなんだそう。床に正面を向けたまま倒れると、突起している鼻が大きなダメージを受けるから、と説明していた。「あと お前、コケたあと、シャチホコみたいにカラダ反らせるのな!」とナンチャン。あ〜、そうそう、反ったカラダに コケの余韻が残るんだよね。 ちなみに歩いているときに障害物のないところで急にコケるには、前に出ている足のかかとで後方の足のつま先をコンと後ろに蹴飛ばして足を浮かせるんだって(そして今回、ウッチャンはこれで足がもつれたんだって)。
で、この安全なコケ方のコツは加藤茶さんから教えてもらったんだそうな。加藤さんもよく、志村けんさんに投げられて壁にぶつかる、ってギャグやってたものね。 するとナンチャンが「俺も加藤さんと一緒に仕事してるのに、内村だけが伝授されてるなんて・・・」と悔しがったあと「わかった、加藤さんも『こいつならできる』って、内村にコケ芸人の素質があることを見抜いたんだよ!」と勝手に納得していた。無邪気なヒトだよ(笑)。 ウッチャンは「いやいや、俺から聞きにいったんだよ」とサラッと言ってたけど、きゅわ〜ん!その研究熱心さよ(惚)!
そしてもうひとつ、“上手な叩かれ方”について。 ナンチャンは叩かれるとき、目をギュッとつぶって逃げ腰になるから、ツッコまれるたびに同情を買ってしまって笑えなくなる、と悩みを。 それに対するウッチャンの回答が「叩かれる方向に頭を向けて、叩かれるコンマ2秒前ぐらいから目を見開き “驚いた顔”をつくっておくの」。こうすると痛くないうえに、「オレ、なんか変なこと言った?」と トボケキャラに見えていいんだそうな。いろいろ考えてるのねー。

*1:そうかな?歴代のコケ芸コメディアンをかなりすっ飛ばしてる気がするけど