ホリプロお笑いライブvol.145

おいー。ダブルブッキング出てないんじゃんー。なんでー?単独前だからー?ホリプロライブチケット代2300円のうち1200円はダブルにむけて払ってるようなもんなのにさー。まぁいいや(いいんか)。
今回はななめ45°が良かったな〜。ななめ好きの方にはおなじんでるかと思われる電車ネタ。その名も「駅中留学モハ」。駅の中の駅長室で駅長から駅会話を習うという。ちなみにモハはモーター付き普通車、とのこと。 ななめは駅員口調ネタでもう5本以上のネタを見てる気がするんだが、「またか」と思わせず「そうきたか!」と喜ばせてくれる場面設定のオリジナリティが素晴らしいよ。
ビームのネタは、車の免許を取りたい息子と激しく反対する父親という設定。 今回はMCも担当しているビームだけど、登場時の観客の歓迎ぶりがすごかった。なんだなんだ、マイナスターズ効果か?それとも実力が知られつつある? 吉野さんがマイナスターズに参加してるから、というわけではないけど、さまぁ〜ず好きな人はビームのネタも気に入ると思うよ。ビームは本当に巧いです。
新人枠ではアンリミテッドが注目どころ。この人たち、昨年夏のお祭りライブで初めて観たんだけど、とても「新人枠」ではないような安定感&フレッシュのなさ。今回のネタも、ベテランがやるような漫才でした。他の事務所から移籍してきたとか? そしてネタ後に2人はモノマネを披露。東京ダイナマイトの松田さん、笑い飯のテツオさんのモノマネが場内騒然となるほど似てました。
江戸むらさき。いつものようにすぐショートコントは始まらず、なぜか2人のフリートークから。近頃、野村さんのおなかの調子が良くないという話題。そして下し腹にまつわる哀しい思い出を2,3紹介したところで「実は今もちょっと・・・」。言わなくていいよ(笑)。「ネタ中に動きが止まったりしたら、『あっ』って思ってください」言わなくていいから(笑)。 おかげでネタの前半、客席は妙な緊張感に包まれていました。で、最後まで無事だったそうです。
X-GUNはネタの内容自体は憶えてないんだけど、やたらに西尾さんが「そんなんやったらもう、フーチャカピーやんなぁ」と謎のフレーズ“フーチャカピー”推し。おそらく会場の8割が「チッチキチー」を浮かべたはず。1週間考えたネタなんだってさ、フーチャカピー。
スピードワゴン、小沢さんがのっけからグダグダで、その態度にちょいキレた潤さんが「おざーさん・・・体調Good?・・・Badでしょ?」と確認。どうやらBadだったらし。ていうかライブで体調いい小沢さん観たことないよ。キツいこと言えば職務怠慢じゃないのか。芸人、カラダが資本すよー。 テレビショッピングネタを披露。
バナナマンは単独『Elephant pure』で披露した両腕骨折の新郎挨拶ネタ。単独では骨折の理由が「バック転しようと勢いつけたはずみに手前のタンスで両腕を打って折れた」だったけど、今回は「起きたらなんか折れてた」。適当すぎるがヒムッチョなのでラブリーオーケーだ! あと右足の靭帯も切ったとかいうことになってた。  私は『Elephant pure』に2度足を運んだので このネタの流れは知ってるんだけど、やっぱり設楽さんの「別に全然おかしいとこないぜ?」な詐欺口調と日村さんの「たしかに全然おかしくないかもしれない」の弄ばれっぷりは何度見てもヤラレる。 ライブ終了後、会場を出る際に、しゃべりながら私の前を歩く女性2人を追い抜いたら、「バナナマンってすごいんだねー」と話していた。うれしかった。
2月20日はX-GUN西尾さんの誕生日だとか。エンディングではステージにはケーキが運ばれ、設楽さん主導で「♪ハッピーバースデー デブにいちゃ〜ん」と唄われ幸せそうな西尾さん。そんな西尾さん、誕生日の前日までにホリプロ芸人たちに「誕生日プレゼントちょうだい」とメールを送りまくってたんだそうだが、ホリさんと江戸むら磯山さん、号泣の島田さん3人がiPod mini共同購入してプレゼントしたら「そういうのは違う」と退いてしまったんだそうな。 でもステージの上は始終「西尾さんワッショイ」な雰囲気で、芸人仲間からすごく慕われてるんだな〜と微笑ましかったです。
最後、各芸人の告知中に、バナナマン2人からではなく周りの芸人たちから口々に「バナナマン、来週の笑わず嫌い王に出るじゃん!」。その声で前に出された設楽さん、ボソッと「ええ・・・出ましたね・・・なにやらあの番組に出ると、スターダムにのし上がれるんだそうで」。芸人間視聴率も高いんでしょうなぁ。