深夜の馬鹿力

CSでひっそりと放送している伊集院さんの番組で「映画の予告編を作る」という企画をやっているんだそうで、その素材に使える映画を募ってたら素敵な作品と出会った、という話。   ひとつは韓国の『リザレクション』という映画で、とにかく『マトリックス』に酷似しているそうな。というか『マトリックス』そのものなんだそうな。映画のコピーも「韓流マトリックス」なんだって(笑)。  伊集院さんの感想をを聞いてみると、あらすじは「<仮想現実>の世界に飛び込んだ青年と<人工知能>率いる闇の軍団との壮絶バトル」で、「緑の光の文字の雨が・・・」えっ!そこまで(笑)? 「主人公が銃で撃たれそうになっても、撃たれたとたんスローモーションで弾道が見える」。伊集院さんはそれを見て「よけないでー!エビぞらないでー!」って思ったらしい。   で、この作品、韓国のアカデミー賞みたいな賞を受賞してるんだって。伊集院さんいわく「監督がいつ謝るかっていうドッキリで、授賞式の楽屋でみんな"まだ謝らねぇ・・・"ってモニター見てたんじゃねぇの?」。
ちなみにAmazonhttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002S686K/)を調べたら2つのレビューがあったのだけど、お二方のテンションの違いがおもしろかったので必読(おそらく下側の方はアレだと思うけど)。 しかしどちらも主演女優を絶賛してるのが美少女好き(私)としてはそそる。 『マトリックス』は未見だけど、観たい。
他にも"森の守護神(=巨大な丸太棒)が激怒して暴走する"タイ映画『タキアン』、"陸も歩ける巨大な魚雷が人間を襲う"アメリカ映画『スネークヘッドテラー』など、アレな感じの映画を紹介していた。  伊集院さんは興奮気味に「話題の邦画ばかり観てる場合じゃない」と言って、出した邦画例が「『ハウルの動く職安』とかさー」。


『脳内商店街−千客万来編』コーナーの1テーマ『宇宙からの贈り物』*1が面白かった。 ドコモのSHARP機種(機種名失念)では、「みせる」という字を変換すると変換予測の1位に「三瀬ルベール」と出てくるんだそうで、でもネタ投稿者は佐賀の三瀬ルベールには縁もゆかりもないんだって。SHARPと三瀬ルベールの癒着疑惑がここに。  あと「子どもの頃からずっと大切にしていたへその緒が、最近になって自分のものじゃないとわかった。というか誰の?」というネタもなかなか神秘。


新コーナーの『いい旅夢奇文』では「高知県はりまや橋は短いんじゃなくて、地中に向かって伸び縮みしている」というのが好き。 はりまや橋にちなんで伊集院さんが ♪坊さん、かんざし買うを見た♪*2の話題をするのだけど、「坊さんが互いの坊主頭をかんざしで刺し合う"坊さんかんざしフェンシング"が盛ん」との新解釈が最高。


ウソチクの泉』で「僕が童貞なのは、B型だからしょうがない」っていうネタがせつなくて爆笑。ウソでもなんでも、薀蓄じゃないじゃん、「しょうがない」って(笑)。 そのあと伊集院さんが「B型で童貞じゃない人はいないよ」とひとしきりフォローして、ミニ血液型性格判断を披露。「AB型は、銀行強盗をすると捕まる」らしい。当てはまるAB型の方々は気をつけてください。

*1:手に入れた覚えのないものが手元にある、というネタテーマ

*2:「禁欲の立場であるお坊さんが、女性の髪に使うかんざしを買っているとは、もしや恋の影が」という色っぽい歌