ダブルブッキング単独ライブ感想−昼寝後−

早起きなんて慣れないことやるから、レポ(↑)書いてる途中で眠くなって昼寝しちゃった。
頭がスッキリしたところで、今度は具体的な感想を書いていきます。えっまだ書くの?
寝ても醒めてもダブルブッキングのことを考えていられるというこの幸せ。3連休バンザイ。



ここいらで思いっきりアホになってミーハーなことを書くと、うふ、2人ともかーわいーんだー(こればっか)。29歳と28歳のお兄ちゃんたちとは思えんよ。肌もキレイだしさー。川元さんのほっぺたなんてつねりたいとすら思ってしまう。まったくもう!
黒田さんも目がパッチリ基本笑顔モードで、見てるこっちまでニヒャ〜と顔がほころびるし。



コントで一番好きなのは『203号室にて・・・』。
何回電話かけても出ない川元を心配して黒田が川元の部屋を尋ねてみたら、川元はズボンを穿く途中のポーズのまま固まっている。 黒田「何やってんだ」、川元「俺・・・地雷踏んじゃった」。 はじめはてんで相手にしない黒田だけど、川元が足を動かせないなどとウダウダ言ってるものだから、気休めにと思って「じゃあ俺が代わりに押さえててやるから」と川元の足と入れ替わりに自身の手を"地雷"の位置に置いてしまう黒田。でも川元から「動くなよ?」と念を押されて、だんだん"地雷"を信じるようになり、やがて2人は地雷に束縛されることになる・・・という。
全編通して黒田はお人好しキャラなんだけど、ここでもアホなぐらいにお人好し。途中で「俺、トイレに行きたい」と一時"地雷番"を川元に代わってもらい、トイレから帰ってきたあとは素直にまた「おぅ、悪いな」と地雷番に戻る黒田。番を交代したあとに川元「・・・なんで今逃げなかったの?」、黒田「あっ」、川元「お前、天然だなー」。このやりとりがかわいらしくて好き。 そもそも、出ない電話に心配して友人の家まで尋ねるなんて、どんだけ友情に厚いんだか。微笑ましい。 そうやって天然の黒田を笑っている川元も、勢いで2個めの地雷を踏んでしまう。
ちなみにこの地雷をしかけたのは川元の彼女(元自衛隊)らしい。「地雷しかけられるようなことしたのか?」と、やっぱり川元を心配する黒田。 それに、地雷なんて一般人が持ち運んだりできるのかよ、騒ぎになってるんじゃないのか、とニュースを見るべくテレビをつけると「こーんにーちはー!歌のお兄さんだよ!」・・・ああ、間違えた、3ch(NHK教育)だった。改めて1chをつけると「・・・本日、地雷の盗難がありました。盗まれた地雷は全部で5つ・・・」う〜ん、1chはリアルだ。それに比べて3chは夢があるよな、やっぱり3chだよな、3chサイコー!・・・と、意味もなく3ch支持をアピールする2人。このアピールも遊び心*1があっておかしい。



『笠地蔵』は人形劇。台の上に地蔵人形を置いて、その裏に隠れて2人が地蔵の会話を繰り広げる。しゃべってるほうの地蔵は、口元にある豆電球がピカピカと光る仕組み。2人(2体)とも異常にテンションが低くて、笠をかぶせていったじいさんをちっとも感謝してない。俺だけ手ぬぐいでかっこ悪い、と不満を言う地蔵1(川元)に対して「俺だって、言わせてもらうけど笠で前が見えないんだぜ」と地蔵2(黒田)。 そのあと2体はじいさんの悪口を言いたい放題言って、「でもあいつら(仲間の地蔵)、なんで動けたんだろう」と今度は仲間の能力に地蔵としてのポテンシャルを見出し始める。
童話をブラックテイストにするネタはいろんなグループがやっているけど、この『笠地蔵』はそのブラック加減が幼くて、動けない地蔵の視野の狭さが出ていて面白かったっす。



川元さんがしりとり竜王戦などでその語彙センスを高く評価されている印象もあって、2人のズレた会話のやりとりに「よく思いつくなぁ」と感心しながら笑っていたのだけど、その一方で、やたらとネタ中に「ブラ」というキーワードが出てきて脱力(笑)。

黒田 「あいつとつきあえるなんて羨ましいよ。美人だし、家は金持ちだし、ブラジャーしてるし、BMW持ってるし」
川元 「そんなことねぇよ。それにあいつ、お前が思ってるほどブラジャーしてねぇぜ?」
黒田 「おい・・・嬉しいこと言うなよ」

『セーブ』より

中学生かーぃ!まぁ中学生はこんなに平然と「ブラ」連発しないけど。また、童顔の2人が言うから連呼しても全然いやらしくないんだよねー。「ブラ」。
で、上記の「しりとり竜王戦で見せた語彙センス」を振り返ろうと『第1回しりとり道場』を見てたら、最終予選の「しりとりイマジネーション 〜 七曲署にいそうな刑事のニックネーム」で川元棋士、しっかり「ブラ」って答えてんの(笑)。よほど好きなんだね。って、たいていの男性は好きか。



そうそう、コントや会場手伝いにはホリプロの若手芸人さんがたくさん参加していたよ。
覆面レスラー背後霊のヒデヨシのゆうきさん、もぎりに立っていたコンツ、会場整理のザ・たっち、オキシジェン、末高斗夢さんなど。会場後方ではななめ45°の土谷さんやJJポリマー成田さんも見かけた。顔知ってるけど名前思い出せない・・・という方もちらほら。
あー、必死こいて書き出してる自分が気持ち悪い。でも嬉しかったのよー、芸人同士が協力しあっているということや、毎月ホリプロライブの舞台上で見ている芸人さんにチケット切ってもらったりアンケート回収してもらったりすることがさ。私なんて終演後、わざわざオキシジェンの三好さん*2のところまで行って靴袋返してたからね。憧れの芸人さんに初めて手渡しするものが靴袋という事実に乙女心はズタズタです。


なんで三好さんに靴袋を返す必要があったのか、というと、今回のライブは桟敷&立ち見だったからです。桟敷席の人は靴を脱いで靴袋を持っていてくださーい、という。シアターDでのライブはたいていそうみたいですね。
私は生ダブルブッキングに舞い上がってしまって、意味もなく丈の短いワンピースを着ていってしまったので*3、桟敷にはちょっと焦りました(笑)。でも人がぎゅうぎゅうに詰められいたのでそれどころではなかった様子。始まっちゃえばライトが当たるのはステージだけだしね。
しかし次回はもっと人が入るでしょうし、落ち着いてダブルブッキングワールドを堪能するためにも、椅子席でお願いしたいですよー。制作のホリプロコムさん。

*1:ご存知の方はご存知、ダブルブッキングは『虎の門』テレビガイドコーナーにてNHK教育を担当しています

*2:いとうせいこう似のね!

*3:何を期待していたのか