いや〜発売されましたね〜。
Amazonから届いたのをバリバリと開け、「お、みうらさんのイラストだ〜」としばしニヤつきながら、さっそくプレーヤーにかけてみました。
収録曲
- 曲名 (歌手名)
とにかく不意打ちをくらったのは8曲目の『俺ら宇宙のパイロット』。
このCDを聴くまで、私はなぜかこのタイトルを見て、ポンキッキで流れていた『SOSペンペンコンピューター』*1と勘違いしていたのだけど、実際に聞いてみたら・・・・・・これ、「♪貴様とオーレーと〜はっ」っていう『同期の桜』みたいな歌なのね。酒場で酔っぱらったおっさんたちが肩組んで歌ってるような感じなの。 全然子ども向けじゃなくて驚いた。
それから、5曲目の『ドン・ズバ』はさっそく4歳の甥がお尻を振りながら歌ってました。もともと子ども番組用に作られたらしく、ひたすら「♪ドンズバドンズバドンズバ〜♪」と繰り返しているだけなので覚えやすいのかも。この曲ができた当時は世の中の反応はまったくなかったみたいだけど、今これを子ども番組で流したら絶対流行ると思う。
でもこれ、子どもの歌だと思って油断してたらいかんぜ。歌詞がすごいもの。「ドンズバ同志でピャッピャッピャ」「知らない人ともドンバラヤー」までは、まだ子ども歌謡特有の投げやり感があっていいのだけど、「どうせ人間 気持ちは同じ」「真っ赤な血潮がドンバラヤー」「どうせこの世はおたがいさまさ」「ひとりじゃずるいよドンバラヤー」って、子どもに"どうせ"なんて言葉教えるなよ(笑)。
そしてそして、この曲のために買ったと言っても過言ではないでしょう、『また一人』。ご存知、ギルバート・オサリバンの名曲の日本語訳歌ですね。なかにし礼の脱力訳詞と九重佑美子の脱力歌唱がいい味出してます。
ちなみに、その1曲前に収録されている草刈正雄の『アローン・アゲイン』は特に"おバカ"ではないのだけど、『また一人』との聴き比べのためにあえて入れたとか。
歌詞カードには各曲の当時のジャケット写真が掲載されているのだけど、若き日の草刈正雄のスウィートフェイスといったら、もう。伊藤マッシュ英明を、ちょっぴりバタ臭くした感じですのよ。
あ、そういえば6/20(日)にTBSラジオで放送される『伊集院光 日曜日の秘密基地』、ゲストはなんと、何を間違ったのか、ギルバート・オサリバン氏となかにし礼さんなのだそうです!ひゃー。聴き逃すまいぞ。
オサリバンさんは『また一人』の訳詞の内容をご存知なのだろうか。
*1:♪おーしーりーをペンペン♪という、軽やかなおバカ歌