HINT −傑作たちのイノベーション−(フジテレビ)

23時からの『グータン』を見るためにテレビをつけたら、あいだのミニ番組に阿部サダヲさん登場。「えっ!なに!?」と思って食いついて見ていると、なんと提供は3M(スリーエム*1。なんとなく親近感が湧いたのでそのまま見てみた。
番組の内容は、世の中に出ている傑作商品の生い立ちなどを、そのモノに直接インタビューするというもの。第1回の“お客様”は「ポテトチップス」。
ポテトチップスは「僕は腹立ちまぎれに作られたんです」と話をはじめた。昔、アメリカの田舎の飲み屋である客がシェフにポテトフライを頼み、いつもどおりのポテトフライが出てくると「こんなぶ厚くちゃ食う気がしない」と作り直させたんだとか。仕方なくシェフはポテトの厚みを少しずつ薄くして何度か客に差し出してみたものの、客は「だめだ、まだ厚い」と皿を突っ返すのみ。怒ったシェフは「じゃあ紙のようにペラペラに切って、フォークで刺せないくらいパリパリに揚げてやる!」とヤケクソ気味に作って出したのが今でいうポテトチップスだったとのこと。ポテトチップスを出された客は、「これだよ、これ!」と喜んで食べたんだそうな。
ちなみにインタビュアーは阿部サダヲ扮する“三本松タスケ”。なんだその名前(笑)。ポテトチップスと向かいあって対談する姿がかわいらしいです。来週のお客様は掃除機ですって。

*1:我が父が30年以上勤めていた会社。我が家には3M製品がいたるところに落ちている